実験

ベランダ栽培(家庭菜園)をしていると
たまにひょろっとした細長い芽が出ることがあります。

こういった芽は最終的に枯れてしまって健康に育たないことが多いのですが
何故、こういった芽が出るのでしょうか?

気になったので調べてみました。

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結論から言うと、
高温発芽と言う現象でした。
種を買うと袋の裏に発芽適温と言うものが記載されています。
種なんか発芽すればいいんだろ!?と、
ベランダ菜園に慣れて驕っていた私は調べていくうちに反省しました。

 



 

発芽適温以上で発芽すると、
高温によりジベレリン活性が高まり、種の養分が上の方に多く分泌され
細長くて根の量の少ない芽になるようです。

あ~心当たりがあり過ぎるw(´・ω・`)
つまり、レタスとかサラダ類の野菜を
夏の高温時期に種を蒔いて無理に育てようとした結果が
高温発芽によるひょろっと芽だったようです。

初心忘るべからず!
このHPを作った時に初めに言った
野菜が育つ為に必要な事とはにも書いてありました。

慣れ過ぎて基本をを忘れたらいけないって事ですね(;^ω^)

 

 

 

 


発芽させる方法

水につけた方法とつけない方の日数の違いを検証。

種を効率よく発芽させる方法として一昼夜水につけると良いと良く聞きます。

その理由は、

種は自然界で不利な状態(干ばつとか、)を乗り切る為に休眠して有利な時期(雨が降る)など時に発芽する特性を持つようです。

つまり・・水につける事によって大丈夫だ~と種に知らせる(種の皮にある休眠物質が水に溶ける)と発芽しやすくなるそうです。

なるほど!でも、ここでちょっと疑問(´・ω・`)

水につける日数を1日として5日後に発芽したとします。
同じく普通に種を蒔いて、水をかけて6日後に発芽するとなると・・
結局同じ日数に?(´・ω・`)

 



 

本当に効果あるの?

と言う事で、ほうれん草の種で実験してみました。

ほうれん草の種15粒づつで、一日水につけた種とつけない種と発芽の違いがあるのか検証してみたいと思います
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まず、一日水につけた種とつけないたね15粒づつを用意。(^◇^)
(室内気温平均17℃)

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タッパーにキッチンペーパーを敷き、そこに種を置いて霧吹きで水をかけてフタを閉めます!

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2日後、
おお~(`・ω・´)やっぱり効果あるのかな?
水につけておいた種が2粒発芽しました。
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拡大するとこんな感じです。

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5日後、
やっと水につけない種も発芽しました。(^◇^)

検証の結果

5日後経って、

水につけない種の発芽日数5日、発芽数2粒 発芽率15%

水につけた種の発芽日数2日 発芽数6粒 発芽率40%

と言う結果になりました。

発芽率の低さは、昔から家にあった種の為、種の年数かな?とも考えられますが、

実験の結果を見ると、ほうれん草の種に関しては水につけて発芽させた方が良さそうです。

今度は違う種類の種でも検証してみようと思います(^◇^)