イチゴ
バラ科目 バラ科イチゴ属
(原産地:南米と北米にある野生種をオランダで交配)
発芽適温 20~25℃
日照条件 十分な日照が必要
生育適温 12~30℃
連作障害 有り
水やり 乾燥に弱いので土壌の表面が乾かない程度に
追肥時期 過剰な追肥は害になるので注意、液肥で実が大きくなり始めたら2~3週間ごとに行う
種まき~収穫までの日数 335日
収穫量 計測中(土壌式水耕栽培)
生育の注意点
苺の定植のときに、クラウン(イチゴの新芽が出る部分)は埋めないようにする。クラウンの中心が土壌の境目になるように植える
苺の根は浅く生えるために、暑さや乾燥に弱いので注意。
葉が黄色や赤、黒になった場合、カリウムや窒素、カルシウム、マグネシウム不足etc・・が考えられるので葉の変化に注意が必要。
肥料濃度が濃いと逆に弱るので注意、葉先が黒くなるのはカルシウム不足で起きるチップバーンと言う症状です。
(チップバーンは窒素過多や乾燥高温でも起きる現象なので葉先が黒くなったときはまず原因究明から調べた方がいいです)
苺が実を付ける為には5℃以下で日照時間11時間以下になることが必要です。
親株は2~3年経つと実が小粒になるので、毎年ライナー(ツル)から出来た新芽を育てて循環するのがお勧め
実を収穫するときは、寒い時期に付いた花は摘み取る、ライナーが伸びたら切り取る
ライナーからの子株採りは2節目と3節目が良い。
春から秋にかけて古くなった葉はx選定して切り落とす。冬になったら葉を3~4枚程度残して越冬させる(この時、根を凍らせないようにする)
果実の糖度は一粒あたりの葉面積が大きいほど甘くなります。あまり実が多く付いた時は摘果する。
今後試したい事。
苗から育てて種から育てた場合の味の違いを比較したい。
水耕栽培エアポンプ式で育てて越冬出来るのか、その収穫量の違いも比較したい。
イチゴ(種から育てる苺 糖度19度苺編)
前に種から育てた苺、(>>(苺を種から))あれからどうなったかというと・・・
マンションの外壁を塗る工事がありまして・・
ベランダにある野菜全て撤去ということになり全滅になりました(´・ω・`)
ということで、改めて苺の実が生るまで育ててみたいと思います
先ずは、苺の種を取るところから(*'ω'*)
苺を半分に切って中身を皮ギリギリまで食べ、それをキッチンペーパーの上に置きます。
1週間も経つと上の写真のように種だけ浮いてぽろぽろと取れやすくなります。
イチゴの発芽については
(>>発芽実験イチゴこちらから)に詳しく書いてありますので気になった方は御覧ください。
種がとれたら、塩選にかけて出来るだけ比重の大きい種を選別しました。
(※塩選(種を一定濃度の塩水に入れて浮いたものを取り除き、沈んだ種を選ぶ方法)
(今回作った塩水は100㏄に塩 2gのものです。)
苺の種を塩水に入れて軽くかき混ぜ、5分ほど待つと、
比重の大きい種が沈んできました。
沈んだ苺の種だけを集めてパックに入れて、
※冷蔵庫に一週間入れて置きます。(休眠状態にする為)
一週間冷蔵庫に入れた苺の種を、
パームピートとバーミキュライト(7:3)の上に蒔き、
霧吹きで十分湿らすくらい水を吹きかけます。
乾燥を防ぐためにビニール袋の中に入れて、
表面が乾いてきたら霧吹きで水をかけます。
1~2週間(気温20度~25℃)で苺の芽が出てきました。
苺の芽を小さなポットに移植します。
(小さなポットに移植する理由は、大きいポットだと表面が乾きやすいからです。)
移植完了です。(2020年6月1日)
水を与えるときは下のパックに水を入れます
イチゴの苗がある程度大きくなるまで土壌を乾燥させないようにするのが良いみたいです
順調に生育してるみたいです。(2020年6月20日)
このあたりから肥料水(なるべく薄くしたものを使用しました。)
葉っぱも苺とわかるくらい成長してきました。(2020年6月27日)
同じ環境なのですが、成長に違いが表れてきました。