そのまま土壌を使い続けると、
土壌栽培と同じで、様々な連作障害が発生する恐れがあるためです。
連作障害とは、簡単に言うと、
同じ土壌で野菜を育てると、その野菜が必要とする肥料だけが少なくなったり、
細菌やウィルスなどが繁殖したり、虫が卵を産んで幼虫が増えたりして悪さをし、
野菜が育ちにくくなる事を言います。
なので、少し面倒くさいのですが、再利用すれば
野菜が元気に育って、 ゴミも少なくなり、費用も抑える事が出来るので、
わが家では土壌の再利用をしています。(*^▽^*)
土壌再利用の方法(わが家の方法)
連作障害の原因は、
細菌、ウィルス、
肥料のバランス、
虫などの幼虫、
という事となので・・・
この三つを取り除けば土壌が改善するというわけです。
(;´・ω・)プランターで育ててるのに幼虫とか来るの?と思う方がいると思いますが、
10号のプランターで茄子の土壌式水耕栽培をしていたら、突然茄子が枯れました。
原因はこの幼虫達でした。(´・ω・`)
(プランターでもネキリムシは発生します・・)
なので、幼虫を再利用の土壌に置き忘れるのを防ぐ対策が必要です。
土壌式水耕栽培の土壌再利用の方法
わが家でやっている方法をご紹介します。(*^▽^*)
用意するものは、
洗濯用ネット(網目の細かくて大きいもの)
黒いビニール袋
(後は、必要に応じてフルイ、シャベル、など)です。
先ずは、肥料のバランスを整える為に、
使い終わったプランター土壌式水耕栽培の土壌に水をかけて洗い流します。
(底から水が出てから30秒くらい水(熱湯でも可)で洗い流す)
底から水が流れなくなったら、プランターごとネットの中に入れます。
ネットの中で、プランターを裏返し、野菜の根や底ネット、軽石などを取り除きます。
そうしたらネットのチャックを閉めて、日当たりのいい場所に放置します。
(表面が乾いたら裏返すと乾燥が早くなります。)
乾燥したら黒いビニール袋に入れ替えます。
(ここで乾燥させることによって、幼虫、細菌、ウィルスなどを除去します。黒いビニール袋に入れ替えました。
(黒いビニール袋に入れ替える事で、熱を吸収して、もう一度高温殺菌をする為です。)(`・ω・´)
後は、なるべく日当たりのいい場所に放置して完成です。
※ペットボトルの土壌式水耕栽培でも同じように水洗いしてから乾燥で再利用しています。
土壌式水耕栽培の土壌再利用方法を動画で短くまとめて見ました。
(*^▽^*)